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講師プロフィール
講師:但野 美結
日本野菜ソムリエ協会「ジュニア野菜ソムリエ」取得
鎌倉薬膳アカデミー「中医薬膳営養師」取得
鎌倉薬膳アカデミー「弁証施膳研究科」終了
特長
- お試しレッスンあり
- 入学随時OK
- 平日お好きな日を選べます
- 月1回のレッスンで、少人数制3人まで
- 基礎コース(季節別、体質別薬膳)/応用コース(症状別薬膳)
薬膳とは?
いつもの食事にプラスα(中医学理論に基づいて)して料理し、病気になりにくい体を作り(予防)、治療、回復に効果があり、健やかに暮らすための美味しい食事のことです。お教室では、安心・安全かつ手に入りやすい食材を使ってお料理していきます。
私は食べることや料理することがもともと大好きで、私の母も食生活に厳しい人でしたので、料理にはとても関心を持っていました。そして結婚、出産を機に改めて“食生活”を見直す機会をもちました。それまでは安全、美味しさや、カロリー、バランスを考えて献立を考えていました。「自分や夫、子供のために、私の料理はこれでいいのだろうか・・・?」それまで料理教室やお菓子教室に通っていて、とても楽しく勉強になったのですが、もう一歩、何か知識を深めたいと思っていました。
そして、“野菜ソムリエ”の勉強をして、目からうろこ、食生活に対する考えがそれまでとはガラリと変わりました。・・・だけど、私の中でまだ何かが足りない、さらに確信のある知識を得たいと模索していたところ、鎌倉薬膳アカデミーの“山内先生”との出会いに恵まれました。薬膳の世界は奥深く、私の中で“見つけたかったのはこれだ!!”と思いました。
例えば春、木の芽や山菜、ふきのとう、菜の花などが芽吹いてきます。季節の旬野菜です。これは、冬の間にたまった体内の老廃物を解毒してくれる働きがあります。人間や動物が自然と欲しているものです。また、冬、ちょっと風邪をひいたかな?と感じたときには、いつも飲んでいる紅茶に生姜、シナモン、黒砂糖を加えたり、赤ワインに八角やシナモン、蜂蜜をたらしたり、ココアに五香粉を加えたり・・・などして発汗させ体表にある邪を除き(解表させ)ます。普段の食事にほんの少しプラスαすればいいだけなのです。
薬膳には、五味(酸・苦・甘・辛・咸)、五性(熱・温・平・涼・寒)、帰経(肝・心・脾・肺・腎、胆・小腸・胃・大腸・膀胱)、効能という考え方があります。ただ食物に生薬を摂り入れればいいというのではなく、長い歴史の中で蓄積された経験や知識をもとにできた学問、中医学を基本として献立を作るのです。それは簡単に言えば、“医食同源”、“食養生”という考え方です。病気になりにくい体を作り(予防)、治療、回復に効果があり、健やかに暮らすための美味しい食事のことです。難しく聞こえてしまうかもしれませんが、いつもの食事に「プラスα」の知識を足して作ればいいだけです。
今や健康ブーム志向で、沢山の情報であふれかえっています。私は、薬膳を勉強し、薬膳の世界が大好きになりました。ですが、健康=薬膳とは思っていません。さまざまな情報の中から選択する一つの情報として中国何千年にも伝わる薬膳を身近に取り入れたい、そんな思いでいます。安心・安全な食材を使って、体に優しい食事を自分と大切な人へ、作ってみませんか。
お仕事ご依頼
- 薬膳料理のレシピの開発、ご提案など
- 講師派遣、カルチャー教室講師、出張教室、セミナーなど
- テレビ、出版、新聞社、企業、学校等からの取材、コラムなどのご依頼